ショックトリートメント

ショックトリートメントって何だろう?

化学反応の法則では、風量が大きければ大きいほど、分子運動が活発し、化学反応する率が上昇します。オゾンも同じで、オゾンを吹き出す風量が大きいほど、オゾンと臭気物質が結びつく回数が増えるため、反応率が上昇します。

わかりやすく例えると、標的物を、拳銃で撃つのと、マシンガンで撃つぐらいの差があります。

また、扇風機やエアコンの送風機能を活用して、室内にオゾンが循環するように工夫すると、脱臭効果が上昇します。

このように、オゾンを室内にたくさん循環させることを、ショックトリートメント効果といいます。

  • 風量が弱い場合のオゾン脱臭
  • 風量が強い場合のオゾン脱臭

ショックトリートメント効果を出すには?

オゾン脱臭装置には、オゾンを室内に吹き出す為に、ファン(送風機能)が付いており、ファン=風量となります。風量の目安としては、室内容積に対して、1時間辺り、最低1回以上の風量を持っているオゾン脱臭装置を使用することをおすすめいたします。容積の求め方は以下の通りです。

■ 容積の求め方

例えば、20m2の室内面積で、天井高さが2.5mの場合
20m2×2.5m=50m3が室内容積となります。
この場合、最適な必要な風量は50m3/h以上です。            
ちなみに、装置の風量はオゾン脱臭装置の仕様に必ず書いてあります(記載していない装置は問題外なので、購入するのは止めた方が無難です)。
単位は一般的に1時間当たりに移動させる空気量で表します
単位はm3/h(時)あるいはCMHまたはm3/min(分)あるいはCMMで表わします。
この場合、50m3/h以上の風量があれば、最適です。
但し、オゾン脱臭装置が持つ風量にも限界があります。
お部屋の容積が大きい場合などは、エアコンや扇風機などを使って、室内全体にオゾンが行き届くように、脱臭を行うと効果が上がります。