火災で発生する焼き焦げ臭は、臭気のなかでもかなり閾値の低い臭気に分類されます。つまり、焼き焦げ物質が少し残留しているだけでも、何かにおいがあることが分かってしまう為、徹底的な対策が必要な臭気なのです。燃焼する物質にもよりますが、火災臭の主な物質は、アルデヒド類・塩化水素・芳香族炭化水素などです。
オゾンでどの程度臭いが取れるのか?
内容 | 臭気濃度 | 臭気強度 |
---|---|---|
無臭 | 0 | 0 |
やっと感知できるにおい | 10 | 1 |
何のにおいか判る弱いにおい | 20 | 2 |
においを感知するが許容できるレベル | 30 | 2.5 |
楽に感知できるにおい | 50 | 3 |
強いにおい | 100 | 3.5 |
非常に強いにおい | 150 | 4 |
強烈なにおい | 200以上 | 5 |
【条件】
オゾン濃度0.1ppm 室温25℃
直径200mm×200mmの綿100%の布地を、100Lのデジケーター内に吊し、塩化ビニール3g・プラスチック3gにジッポオイルを少量滴下し燃焼させた後、30分間放置したものをサンプルとして用いた。
こんな時に!
ボヤを起こし、家の中が火災臭臭い。
ビル内で火災が発生し、駆体に火災に臭いが染み込んでしまった。
鍋を焦がし、部屋中に火災臭の臭いが。